天皇の世紀(7) (文春文庫) [ 大佛次郎 ]

文春文庫 大佛次郎 文藝春秋テンノウ ノ セイキ オサラギ,ジロウ 発行年月:2010年07月 ページ数:451p サイズ:文庫 ISBN:9784167773878 大佛次郎(オサラギジロウ) 明治30(1897)年、横浜市生れ。

本名・野尻清彦。

長兄は英文学者の野尻抱影。

大正10(1921)年、東京帝国大学政治学科を卒業後、鎌倉高等女学校(現・鎌倉女学院高等学校)教師となったが、翌年外務省条約局勤務(嘱託)に。

13年、鎌倉の大仏の裏手に住んでいたことに由来する大佛次郎の筆名で、「隼の源次」、ついで「鞍馬天狗」シリーズ第一作「鬼面の老女」を発表、作家活動をはじめる。

昭和48(1973)年4月30日逝去(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) 因習にとらわれた幕府にも、国の将来を憂う人材はいた。

勝海舟がそうであり、立場を問わず勝に学んだ坂本竜馬にも、世界の実情はよく見えていた。

竜馬の斡旋により実現した薩長同盟と、外来者の視点で国体の急所を突いたアーネスト・サトウの「英国策論」は、現状打破への具体的な指標となって日本人を目覚めさせてゆく。

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