天皇の世紀(11) (文春文庫) [ 大佛次郎 ]

文春文庫 大佛次郎 文藝春秋テンノウ ノ セイキ オサラギ,ジロウ 発行年月:2010年11月 ページ数:427p サイズ:文庫 ISBN:9784167799021 大佛次郎(オサラギジロウ) 明治30(1897)年、横浜市生れ。

本名・野尻清彦。

長兄は英文学者の野尻抱影。

大正10(1921)年、東京帝国大学政治学科を卒業後、鎌倉高等女学校(現・鎌倉女学院高等学校)教師となったが、翌年外務省条約局勤務(嘱託)に。

13年、鎌倉の大仏の裏手に住んでいたことに由来する大佛次郎の筆名で、「隼の源次」、ついで「鞍馬天狗」シリーズ第一作「鬼面の老女」を発表、作家活動をはじめる。

時代小説から現代小説、歴史小説、ノンフィクション、エッセイと、幅広いテーマとスタイルで多くの作品を手がけた。

昭和48(1973)年4月30日逝去(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) 天皇を中心とした国体の確立を急ぐ明治新政府は、神道国教化政策を推進、公然とキリスト教徒の弾圧を続けていた。

浦上切支丹の迫害を通じて、日本人が初めて自覚した人権の様相を描いた「旅」は、全巻を通じて極めて特異な一章である。

奥羽越列藩同盟の成立過程を詳述した「武士の城」と、渾身の二篇を収める。

本 人文・思想・社会 歴史 日本史 文庫 小説・エッセイ 文庫 人文・思想・社会

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