天皇の世紀(10) (文春文庫) [ 大佛次郎 ]

文春文庫 大佛次郎 文藝春秋テンノウ ノ セイキ オサラギ,ジロウ 発行年月:2010年10月 ページ数:385p サイズ:文庫 ISBN:9784167799014 大佛次郎(オサラギジロウ) 明治30(1897)年、横浜市生れ。

本名・野尻清彦。

長兄は英文学者の野尻抱影。

大正10(1921)年、東京帝国大学政治学科を卒業後、鎌倉高等女学校(現・鎌倉女学院高等学校)教師となったが、翌年外務省条約局勤務(嘱託)に。

13年、鎌倉の大仏の裏手に住んでいたことに由来する大佛次郎の筆名で、「隼の源次」、ついで「鞍馬天狗」シリーズ第一作「鬼面の老女」を発表、作家活動をはじめる。

時代小説から現代小説、歴史小説、ノンフィクション、エッセイと、幅広いテーマとスタイルで多くの作品を手がけた(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) 鳥羽伏見の戦いに敗れた徳川慶喜が逡巡の末に恭順を決めた。

薩長軍との和議交渉を命ぜられた勝海舟は、決戦も辞さぬ覚悟で西郷隆盛との会談に臨む。

立場こそ違え、国家の未来に明確なビジョンを持つ両者の思惑はきわどく一致し、江戸は戦火を免れた。

次いで五箇条の御誓文が布告され、新政府の国是が定まる。

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